顔面に血色を与え、メイクの華やかさを一気にアップさせることができるチーク。特に女性のメイクには重要なポイントの1つですよね。メイクの中でも特に広い面積に施されるため、チークによってかなり顔の印象が変わってきます。
しかし、そんなチークが自分にはなんだか似合わない気がする、塗り方が悪いのかな? とお悩みの方もいるのではないでしょうか。実は、塗った途端に垢抜けない印象になってしまう、「チークが似合いにくいタイプ」というものが実際に存在するのです。
本記事では、韓国のスタイルコンサルタントRareleeが解説した「チークを塗るとダサく見える顔の特徴」を紹介します。
チークが似合わない理由:輪郭
今回チークが似合わないタイプとして例に挙げられたのは、Wonder Girls出身、現在はソロ歌手として活躍するソンミ。彼女の顔を分析してみると、中顔面が長いタイプであることがわかります。
少女時代のテヨンも、同じく中顔面が長いタイプに当てはまりますが、彼女は逆にチークがよく似合うタイプです。その理由は、中顔面は長いものの顔自体の長さが短いこと。チークが顔の余白を埋める役割を果たすため、塗ることで中顔面の長さが短く見えるようになり、小顔効果を発揮するのです。
チークがよく似合うテヨンと、似合わないソンミの違いは、顔の長さ。テヨンは顔自体の長さは長くない一方で、ソンミは顔の長さが他メンバーと比べても若干長い「面長」タイプなのです。
チークありのメイクとなしのメイクを見比べてみると、その差は歴然。チークをしていない方が断然、洗練されていて美しく見えます。
チークが似合わない理由:塗布量、塗る箇所、イメージ
以下の写真を見るとわかるように、右のチークは違和感が強いですよね。その理由は、塗布量が多いこと、チークをのせる位置、元々持つイメージの3つが関係しています。
一般的に、チークを頬の中心に丸く濃くのせると、ラブリーなイメージになります。元々ラブリーなイメージを持っている人には、丸く濃いチークは違和感なく馴染みますが、ソンミの場合、元々のイメージがセクシーで魅惑的なので、そんな彼女に色味の強い丸みチークをのせてしまうと、本来のイメージとメイクが衝突してしまいます。そこで生じる違和感が、「垢抜けないイメージ」として現れてしまうのです。
チークが似合わないという方は、チークが演出するイメージと自身のイメージがそもそも合っていないという可能性があります。
写真の左側のソンミは、違和感がほとんどありませんが、チークを塗っていないわけではありません。塗布量は少なめに、頬の中心を避けた左右に塗ることで、セクシーなイメージとチークを上手く馴染ませています。
先ほど、テヨンはチークで中顔面の長さを短縮させていると紹介しましたが、ソンミのようにチークが似合わない場合は、この方法はおすすめできません。そんな場合は、涙袋を強調させるアイメイクをすることをおすすめします。
チークを似合わせるには?
ソンミのようなイメージ(面長、セクシー)の人がチークをする際のポイントは、
- 軽くのせる
- ヌードトーンのチークを使用する
- 頬骨から斜め45度上の角度に向かって入れる
アイメイクやアイブロウを最大限薄くしてピュアなイメージにすれば、頬の中心にチークを入れても違和感は少なく、ナチュラルでやわらかい、ラブリー寄りのイメージを演出することも可能です。
以上、チークが似合わない人の特徴と似合わせるためのコツを紹介しました。自身の持つイメージとメイクを調和させることで、一気に垢抜けを叶えることができます。チークのみならずどのメイクにも応用できる最強の垢抜けテクなので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。
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