10月19日に新曲「HOME;RUN」でカムバックしたSEVENTEEN。カムバックティーザー公開直後から、レトロな雰囲気が漂うセットと衣装が話題になっていましたよね。
今回は「HOME;RUN」にてメンバーのミンギュ、ホシ、ジョシュアのメイクを担当したメイクアップアーティストのガヨンさんが、3人のメイクの特徴やMVのメイクのポイントを明かしてくれました。
SEVENTEENが通うショップ「BLOW」
そもそもショップ(シャプ)とは、韓国のアイドルや俳優さんたちがヘアセットやメイクを受ける美容院のこと。ショップについての詳しい内容は↓の記事から
SEVENTEENは13人という大所帯グループ。そのため、彼らが通うショップは1つだけではありません。
今回「HOME;RUN」メイクを紹介してくれたガヨンさんは、ショップの中心地、狎鴎亭・清潭洞にあるショップ「BLOW」のメイクさん。「BLOW」はSEVENTEEN以外にも、NCTやSuperM、LovelyzなどのK-POPアイドルや、ドラマ「トッケビ」で日本でも有名な俳優イ・ドンウクさんも御用達。
「HOME;RUN」メイクの特徴は?
SEVENTEENの新曲「HOME;RUN」は、スウィングジャンルを基調としたレトロな雰囲気溢れる楽曲。メイクは全体的に強い感じではなく、あえてすっきりとした印象のメイクにするために、トーンダウンしたアイシャドウを使って陰影感を作るようにしたとのこと。
メンバー別メイクの特徴
「HOME;RUN」のMVでガヨンさんがメイクを担当したのはミンギュ、ホシ、ジョシュアの3人。それぞれの顔立ちや顔のパーツの特徴に合わせたメイクをしています。
ミンギュ
タイプの違うイケメンが揃うSEVENTEENの中でもビジュアルメンバーであるミンギュ。彼の特徴といえば、186cmの高身長と、K-POPアイドルには珍しい、キレイな小麦色の肌ではないでしょうか。
ガヨンさんもその小麦肌を「彼の魅力の1つ」だと話していて、K-POPアイドルによくある実際の肌の色よりも明るいファンデーションを使うといったことはしないんだそう。
さらに、肌がとてもキレイなため、特に長時間にわたる撮影でない限り、軽い下地だけでベースメイクが済んでしまうのだとか・・・
「HOME;RUN」のMVでは、リップにあえて発色のいいローズ系のティントを使って、華やかさをプラス✨
ホシ
ホシといえば、切れ長の目が特徴的ですよね。ステージの上とそれ以外でも大きく印象が変わる彼の目元ですが、ガヨンさん曰く、アイメイク次第で印象がガラリと変わるメンバーなのだとか。
「HOME;RUN」では男性らしさが出るようなメイクに仕上げたそう。ペンシルアイライナーで目の形を整え、目に深さを出すために赤みのあるアイシャドウを使用。こうすることで、ハッキリとした印象を与える男らしさを演出したメイクに。
ジョシュア
ガヨンさんはジョシュアのメイクをするときに、毎回「本当にキレイな顔だな」と思ってしまうそう。顔のパーツがどれも大きく整っているため、アイラインは必要最低限である粘膜の部分を埋めるためだけに使い、目尻よりも長く引いたりしないそう。
アイラインに使用する色はブラウン。アイシャドウはヘアスタイルによって使う色を変えるようです。「HOME;RUN」のMVでは、前髪をあげたヘアスタイルと、パーマをかけたようなウェーブヘアで、それぞれ使うアイシャドウを変えたそう。
前髪をあげたヘアスタイルでは、紫のアイシャドウを使った陰影メイク、ウェーブヘアのルックではオレンジブラウンのマットアイシャドウとパール感の強いオレンジブラウンのアイシャドウを使って、華やかな印象に💐
ウェーブヘアのスタイルは、MVの最後に出てくる一番華やかなシーンなので、まさにぴったりのメイクですね。
激しいパフォーマンスでも崩れないアイメイクの秘訣
SEVENTEENといえば、K-POP界でもパフォーマンスの激しさで有名ですよね。そんなパフォーマンスをするメンバーたちは、毎回大量の汗を流していますが、それでも崩れないアイメイクには秘訣があるのだとか。
それは透明マスカラを使うこと。アイメイクの仕上げの段階で、本当にごく少量の透明なマスカラを塗ることでコーティングの役割をしてくれ、汗が流れてもにじみにくくなるそう!
まとめ
K-POPメンズアイメイクの特徴は、シンプルな陰影感を演出すること。メイクの基本を勉強したい人にはオススメの教科書です。「HOME;RUN」のMVはレトロを基調としたセットや衣装が見どころです。今回ガヨンさんが紹介した3人のメイクのポイントは、こうした見どころを最大限に活かすために、あえてシンプルにしながらも華やかさを残したメイクに仕上げていました!
OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。