最近、日本でも大人気の韓国のヘアスタイル、ヨシンモリ（여신머리）。
全体の巻きが大ぶりで、特に、左右に分けた少し長めにカットした前髪を、ゆるく巻いて外側へ流すのがポイントのヘアスタイル。
強めに巻いた大きなカールが印象的で、視線を髪の毛に集めることから、自然と小顔効果が得られるのもうれしいポイント。
今回は、IZ*ONEのウォニョンのヘアを担当しているヘアスタイリストさんが教える、ウォニョンのヘアセット方法をご紹介します。ウォニョンの特徴的な前髪の立ち上げ方については、【第二弾】でお届けする予定です！
ヘアセットの前に
自分でヘアアレンジをする前に、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
ヘアアイロンの温度
市販されているヘアアイロンの多くが、自分で温度を調節できる機能がついています。
一般的なヘアアイロンの場合、120℃あたりから200℃近くまで、温度を調節することができます。
一般的に、
・髪が太い
・カラーやパーマをしたことがないバージンヘア
・髪の毛が固め
の場合は180℃前後の設定温度がオススメと言われています。
逆に
・カラーやパーマなどをしたことがあるダメージヘア
・毛が細くてやわらかめ
といった髪質の場合は150℃以下の設定温度が推奨されています。
自分の髪質や、カールのつき方をみて、自分にあった設定温度を探してみてください。
外巻き＆内巻き
自分で髪の毛を巻いていると分からなくなるのが、外巻きと内巻きの違い。
簡単に見分ける方法は、ヘアアイロンを動かしている方向です。
ヘアアイロンで髪の毛を挟んで、顔の中心から外側に向かって回していたら外巻き。反対に、髪の毛を挟んで顔の中心の方向、内側に回していたら内巻きです。
こうすることで、区別が付きやすくなりますね！
ちなみに、外巻きをする状態（＝カールアイロンの場合、挟む部分が手前側に向いている状態）で内巻きをしようとすると、折り目がついてしまうので注意してください🚨
ウォニョンのヘアセット方法
用意するもの
・カールアイロン（32mm、38mm）
髪の毛の長さによって、使うコテの太さが変わってきます。胸ぐらいまでの長さの人は32mm、それより長い人は38mmを使うと、ゆったりとしたシルエットの巻き髪を作ることができます。
・ヘアオイル
巻き終わった後、軽くつける用に使います。
・シングルピン
前髪を立ち上げる時に使います。詳しくは、後日お届けする【第二弾】で！
ブロッキング
ウォニョンの髪型、実は髪の毛の生えている位置で、内巻きか外巻きかが変わってきます。そのために、ブロッキングという作業をします。
耳を基準に、①耳の前と後ろで縦半分に、②後ろに分けた方をさらに耳を中心に上下に分けます。こうすると、左右半分で、3つのブロックができます。
カール
ブロッキングの工程で作った4つのブロックのうち、下半分の後ろ側のブロック、このブロックだけ内巻きにしていきます。これは左右の反対側も一緒です。
このブロックを内巻きにすることで、全部を外巻きにして巻くより、ボリューム感が出て、ウォニョンのように、ふわふわと動きのある毛先になるそうです。
そして、残りの部分は外巻きにしていきます。
この時、ヨシンモリでよく見られる、顔の外側に流す長めの前髪やサイド髪がある人は、一緒に外に巻いていきましょう。ゆるめにカールをつけるのがポイント！
仕上げ
前髪にボリュームを出したい人などは、先に髪全体を巻いてから、前髪を仕上げるのがヘアスタイリストさんのオススメ。
髪全体を巻いた状態で前髪に取り掛かることで、カールがいい感じにほぐれ、自然な仕上がりになるのだとか。ぜひ試してみてください。
最後に、ヘアオイルを手に軽く伸ばして、カールを軽くほぐしながらつけてあげれば完成👏🏻
ちなみに、ウォニョンのヘアスタイリストさんが愛用しているヘアオイルが、Healing Birdというブランドのウルトラプロテインヘアオイルの緑ラベルのタイプ。このブランドは、韓国コスメで有名なCLIOが出しているボディ＆ヘアケアアイテムのブランドです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ブロッキングだけしっかりすれば、難しいポイントがほとんどないヘアセット方法ですが、マスターすれば、普通のヨシンモリよりも1ランクアップ⤴︎ できる方法です。
童話に出てくるお姫さまのように美しいウォニョンの髪型、皆さんも挑戦してみてはどうでしょうか？
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OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬（ブルベ冬）」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。
