韓国の美容整形外科医が、K-POP三大事務所に所属するアイドルたちのビジュアルの特徴を分析しました。
K-POP三大事務所とは、K-POPの振興の柱となったSMエンターテインメント、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメントの3つの事務所のこと。ファンの間では以前から、それぞれの事務所ごとに所属するアイドルのビジュアルに特徴があると言われており、それらは「SM顔、YG顔、JYP顔」と呼ばれてきました。
昨年10月21日に美容整形情報チャンネル「나의닥터」にアップされた動画で、そんな「SM顔、YG顔、JYP顔」を、美容整形外科専門医のイ・セファン医師が自らの知見を生かして解説しました。
SMエンタ女性アーティスト
少女時代 テヨン、Red Velvet アイリーン、女優 ソ・ヒョンジンを例に挙げ、「SM顔」の特徴をまとめました。
・鼻がすごく高かったり目がクリクリとして大きいといった、派手な顔立ちではない
・無難で清潔感あふれる印象を残す顔立ちを好む
・何か大きな特徴があるわけではなく、とにかく調和がとてもよい顔
SMエンタ男性アーティスト
KANGTA、SUPER JUNIOR シウォン、EXO スホが例に挙がると、イ医師はこうまとめました。
・瞳がしっかりと大きく、熱気を感じられる目
・確実に「イケメン」ではあるが、好みがわかれやすいタイプの顔(しつこい、濃いと感じる人がよくいる)
・顎に特徴がある。顎が少し前に出ていて輪郭に全体的に角があり、少し面長に見える(キレイな馬顔と表現される)
YGエンタ男性アーティスト
BIGDANG G-DRAGON、WINNER ミノ、TREASURE ヒョンソクが例に挙がりました。イ医師が考えるYG男性アーティストの特徴はこちら。
・特に顔が小さい
・輪郭のラインが男性の割になめらか(SMが男性らしい角線ならYGは女性らしいなめらかな線)
・目が大きくはなく、二重のラインも強くない。無表情の時は鋭い顔つきに見えるが笑うと一変、善良で優しそうに見えるギャップのある顔
YGエンタ女性アーティスト
2NE1のCL、BLACKPINK ジェニーが例に挙がりました。
・外国のお姉さんのような雰囲気
・ジェニーはCLほどの外国人感はないが、エキゾチックな顔立ち
・顔立ちに関する共通点はあまりないが、スタイリングの効果で「エキゾチック」という共通の特徴が完成している
JYPエンタ男性アーティスト
Rain、2PM ジュノ、GOT7 JBが例に挙がりました。
・一重で、笑うとほとんどなくなる目
・YGの男性より輪郭に角があり、より男性的な顔立ち
JYPエンタ女性アーティスト
「豆腐像」と呼ばれるJYPアイドル独特のビジュアルを持つTWICE ダヒョン、女優 アン・ソヒ、ITZY イェジが例に挙がりました。
・とにかく肌が白い
・目がのっぺりとした印象で一重だが、決して小さくない
以上が三大事務所の顔立ちの特徴でした。最後にイ医師は、美容整形外科の観点で見たビジュアルセンター像をピックしました。顔のパーツのバランスなどを考慮したうえでビジュアルセンターに選ばれたのは、EXO スホとRed Velvet アイリーン。SMエンタのビジュアルに軍配が上がりました。
三大事務所それぞれ、ビジュアルに全く違う特徴があることがわかりました。アイドルたちを見ればわかるように、ひとつの決まった美の形ではなく、幅広い特徴を持つ多様な美が受け入れられているようですね。