近頃、徐々に注目を集めているメンズメイクですが、何から始めたらいいのかわからないという人。まずは眉毛から始めてみてはどうでしょうか？
今回は前回の【眉の剃り方編】でお届けした眉毛の整え方に引き続き、始めてメイクをする男性にもわかりやすい眉毛の描き方について、韓国の有名メイク・ヘアサロン「スンス」でK-POPアイドルや韓国芸能人のメイクを担当するヒョジョンさんのレクチャーをお届けします✨
前回の記事↓は、清潔感をアップさせてくれる眉毛の処理方法をお届けしましたが、今回は実際に眉毛を描くことで、男らしさをグッと引き立てる方法をお届けします！
眉を描くときのアイテム
メイクやコスメに関心を持ち始めた人がぶつかる壁の1つが、コスメや使うアイテムの名前ではないでしょうか。
まず、眉毛を描く際に必要なコスメ・アイテムの名前を整理しましょう。
アイブロウ（ペンシル・パウダー）
このアイテムは、眉毛の薄い部分などに描き足すために使うもの。「ペンシル」「パウダー」はそれぞれアイテムの形状を表しています。
「ペンシル」タイプとは、色鉛筆の芯のようなものを使ったアイテムに使われる名前。色鉛筆にそっくりな形をしたものや芯の部分だけがプラスチックの容器に入っていて繰り出すタイプなど色々あります。
細い線が描きやすいのがポイントで、自然な見た目に仕上げやすいのもペンシルタイプのいいところです。今回の記事はこのペンシルタイプを使った眉毛の描き方を紹介します。
「パウダー」タイプは名前の通り、粉タイプのもの。小さいブラシを使って広い範囲を塗ることができるというのが最大の特徴です。眉毛全体が薄い・存在感がないという人にオススメです。
アイブロウ マスカラ
アイブロウマスカラとは、眉毛の色を変えてくれるアイテムです。ヘアカラーのように染色するのではなく、色がついた液体が乾燥し眉毛をコーティングすることで、眉毛の色が分かる仕組みです。そのため、クレンジングをすればちゃんと落ちます。
ヘアカラーが明るかったり、眉の色が真っ黒すぎて野暮ったく見えるという人にオススメのアイテムです。
最近では、クリアマスカラといって、液に色がついていない透明タイプも人気です。使い方はこの後くわしく解説します👩🏻🏫
眉の描き方
色選び
眉毛を描くときに気をつけることの1つ目は、使うアイテムの色をしっかりと選ぶということ。
一般的には、自分の髪色と同じか少し明るい色を使うとナチュラルに仕上がると言われています。黒髪の場合にはグレー系、こげ茶の場合には標準的な茶色、金髪などの明るい髪には黄色系のアイテムを選ぶと◎👍🏻
下の3色は髪色が暗い人向け
眉の形
男性の場合、眉毛全体が女性に比べて濃い場合が多いため、女性のようにキレイに形取る必要はあまりありません。基本的には、ほかの場所に比べて薄い部分を描き足していき、濃い部分とバランスが取れるように調節していきます。
ですが、その中でも眉山（眉の上部分の高い位置まで眉毛が生えている部分。くわしくは前回の記事→こちら）の形は、メンズメイクでも気をつけたいところ。なぜなら、眉山の形が眉全体の印象につながるからです。
眉毛の形が曲線的になればやわらかな印象に、反対に直線が多い形になれば力強い印象になります。
やわらかい印象にしたい場合は、眉山の部分をあまり主張しすぎず、なだらかな山になるように描いてあげるとキレイに仕上がります。
力強い印象にしたい場合は、眉山から眉尻までの線を少し多めに描き足すことで、この部分が濃くなり強調され直線的な印象になります。
眉頭の毛並みは元気な印象をつけるのにぴったり
眉毛の形を整え、ペンシルやパウダーで眉毛の濃さを調節するだけでも、充分魅力的な印象に仕上がりますが、さらにメイクの完成度をあげる方法をご紹介します💁🏻♀️💫
この1、2年のメイクのトレンドの1つが「眉頭を立ち上げる」という方法です。
ふつう、眉頭は眉尻側に向かって横に生えている状態です。この眉頭の部分を上向きに立ち上げることで、若々しさやエネルギッシュさという印象を生み出せると言われています。
やり方はとても簡単！先ほど「眉を描くときのアイテム」の項目でご紹介したアイブロウマスカラを使います。
アイブロウマスカラをやさしく、眉毛の毛の流れに沿って塗っていくのですが、眉頭の部分だけ上側に立ち上げるようなイメージで動かし、少し固定するように眉毛を持ち上げたままの状態で止めます。
色がついたアイブロウマスカラだと色がたくさん付きすぎてしまう場合があるため、自分はあまり器用ではないという人や、眉毛の色は変えなくてもいいという人は、液に色がついていないクリアタイプのマスカラをオススメします。
クリアタイプのマスカラは最近の「眉頭を立ち上げる」というトレンドが生まれたことで注目を浴びるようになったアイテムです。色は付きませんがコーティング力に優れているので、マスカラを塗る前にペンシルやアイブロウで描いた部分を消えにくくしてくれます。
メンズ眉 Q＆A
Q. アイテムの色はどう決めたらいい？
使うアイテムの色の明るさは、基本的には髪色よりも少し明るめがいいと言われています。
髪色別のオススメは
・黒髪やアッシュ系→グレー系
・赤色が入った茶色系→赤っぽい茶系
・脱色した明るい色→マスタード、黄色系
Q. 落とすときはどうしたらいい？
眉を描いた日は水だけの洗顔はNG❌必ず洗顔料を使って落としましょう。
特にアイブロウマスカラを使った場合はふつうの洗顔料だけだと落ちにくいため、メイクを落とす用のクレンジング剤（メイク落とし）を使うことオススメします。
ですが、家にメイク落としがない人はオイル系の成分が入った物で、やさしく回しながらなでると簡単に落ちます。全身に使えるオイルなどがあるとベストです✨オイルで落とし終わったら、ぬるま湯でオイルがついた部分を落としてあげれば、オイル成分を使っても肌荒れを起こしにくくなります。
ドラックストアだと1本500円ほどで買えるメイク落としもあるのでチェックしてみてください✔️
Q. 眉毛の処理はどのぐらいの頻度でやればいい？【眉の剃り方編】
もともと生えている眉の濃さによっても変わりますが、カミソリなどで剃った場合はしばらくすると剃った部分に短い毛がポツポツと見えるように生えてくると思います。それが気になり始めたら、また処理してあげるといいでしょう👍🏻だいたい3〜4日ぐらいのスパンぐらいになります。
もし処理の頻度を下げたいという人は、短く生えてきた部分をピンセットで抜いてあげると、約1週間〜10日ほどは処理をしなくても目立たなくなります。
まとめ
今回は、前回の【眉の剃り方編】に続いて【眉の描き方編】をお届けしました✍🏻
【眉の剃り方編】でもお伝えしたように、人は顔を見るときに視線の約90％が目元・眉毛に集中しています。この部分の印象がその人の顔の印象を決めているとも言えるのです。特にマスクが手放せない生活になったことで、この傾向はさらに強くなっています。
こんなときだからこそ、メンズ眉に挑戦してみてはいかがでしょうか。自分の印象をグッとよくするチャンスですよ！
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OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬（ブルベ冬）」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。
