コスメ・メイクオタクであるOdiOdiのライターが、K-POPアイドルの一重・奥二重のアイメイクを、アイドル担当メイクさんのチュートリアル動画やSNS投稿を徹底分析してお届けする「一重・奥二重向けアイメイクテクニック」。
今回から2回にわたって、前回の【基本編】に挙げた
- 陰影メイクの作り込み方
- アイメイクの程よいさじ加減
- 一重・奥二重さんのアイメイクにぴったりのアイシャドウの色選び
を1つずつ深掘ってご紹介していきます💪🏻
今回は【陰影メイク編】ということで、一重・奥二重さん向けの陰影メイク方法を深掘りしていきます!
アイメイクの基本中の基本、陰影メイクのTipを記事のいたるところに入れましたので、一重・奥二重さんだけでなく、メイク初心者さんやメイクに挑戦してみたいメンズのみなさんもぜひチェックしてくださいね😉
基本編の記事はこちら↓↓
陰影メイクの作り込み方
アイメイクの基本中の基本とも言える陰影メイク。肌のトーンよりも暗いアイシャドウなどを目の周りに使うことで、目の周りの彫りを深く見せることが目的です。
一重・奥二重さんの陰影メイク手順
- 目周りのシェーディング&ベースカラーを入れる
- メインカラーを上まぶた・下まぶたに入れる
- アイラインの前に!ビューラー・マスカラ
- 締め色・アイライナーを描く
- +α グリッター系を入れる
ひとつひとつの手順を見ていきましょう✨
目の周りのシェーディング&ベースカラーを入れる
一重・奥二重さんの悩みの一つに挙げられることが多い目が小さく見えるや顔の凹凸(彫りの深さ)が感じられないといったポイントを解決してくれるのがシェーディングやハイライトを使ったメイク方法。
シェーディングについての詳しい記事は↓のリンクから
一重・奥二重さんの場合は特に、アイメイクの前の段階でシェーディングをしっかり仕込んであげることで、陰影メイクをガッツリめに入れても不自然になってしまうのを防いでくれます。
シェーディングには、アイシャドウパレットに入っている薄いベージュカラーや、シェーディングパレットを使ってみましょう。
シェーディングを入れる場所は
- アイホール全体(上まぶた全体)
特に、眉下の部分に彫りを作るイメージで重点的にシェーディングを入れましょう - 眉頭と目頭の間
アルファベットの「r(小文字)」を描くようなイメージで入れましょう(下の画像参照)
メインカラーを上まぶた・下まぶたに入れる
一重・奥二重さん、特に一重さんの場合、上まぶたに色を色をのせすぎると目が腫れぼったい印象になってしまいます。
そのため、アイシャドウのメインカラー(アイメイクで一番見せたい色・使うアイシャドウの色の中で中間の明るさの色)は、腫れぼったくならない範囲&ちゃんと見える部分に効果的に入れると、メインカラーが映えますよ🍀
メインカラーを入れる場所
- 上まぶた:まつ毛の生え際〜仮の二重幅
「仮の二重幅」とは、まつ毛の生え際から、目を開けたときに正面から見える部分までのこと。以前、OdiOdiで一重さん向けのメイク方法をご紹介したときにも登場しました✍🏻 - 上まぶた:黒目の中心〜目尻
この部分にメインカラーを入れてあげることで、目を開けていてもしっかりと色を見せることができます。
一重・奥二重のK-POPアイドルのアイメイクを見てみると、黒目の真上には色がたくさん乗っていません。黒目よりも目尻側に重点的に色があるアイメイクが多いです。 - 下まぶた:全体(目尻→目頭にかけて濃いめ→薄めのグラデーションになるように)
先ほどお伝えしたように、一重・奥二重さん、特に一重さんは上まぶたに色をのせすぎると、目が腫れぼったい印象になってしまいます。
その代わりに、メインカラーを下まぶたの広い範囲に入れてあげると、メインカラーを目立たせることができる&目を大きく見せる効果を持たせることができます。
また、下まぶたの目頭側(涙袋)の部分にラメ・グリッターをのせて、涙袋を目立たせたい場合でも、ベースに色入れてあげることで、ラメ・グリッターのキラキラをより目立たせることができるのでオススメです✨
締め色・アイラインの前に!ビューラー・マスカラ
これは一重・奥二重・二重にかかわらず、締め色やアイラインを入れる前に、ビューラー&マスカラを入れましょう!
なんで締め色・アイラインの前?
ビューラーでまつ毛をあげたりマスカラを塗ることで、顔を正面から見たときに、まつ毛が見えるようになります。つまり、正面から見たときに目の周りに見える色が増えるということです。
ビューラーやマスカラをする前に濃い色である締め色やアイラインを入れると、アイメイク全体が完成していない状態で濃い色を入れることになるので、慣れていないと締め色やアイラインを濃く入れすぎてしまう可能性があります。
ビューラー・マスカラをしない場合は別ですが、する人は先にやっておくと、アイメイクの全体像がわかるようになるので、締め色・アイラインが濃くなりすぎるのを防いでくれます。
一重・奥二重さんのマスカラは、ボリュームタイプよりも断然ロングorカールキープタイプがオススメ!
締め色・アイライナーを描く
ビューラー・マスカラをしてアイメイクの全体像をつかめたら、締め色・アイライナーを入れていきましょう。
締め色を入れる部分
締め色を入れる部分は、基本的にはメインカラーを入れた部分に入れていきます。メインカラーと違うポイントはメインカラーを入れた範囲よりも全体的に狭めに入れていくことです。
- 上まぶた:まつ毛の生え際のライン
メインカラーを仮の二重幅に入れました。その幅よりも狭い幅で締め色を入れていきましょう。あまり太く入れすぎると、目元が重たい印象になるので注意です⚠️ - 上まぶた:黒目の中心〜目尻
一重・奥二重さんは、この部分が一番濃くなるように締め色を入れると、目の横幅を広げ、目を大きく見せることができます。 - 下まぶた:三角ゾーン
三角ゾーンとは、下まぶたの目尻〜黒目の下あたりの部分のことを言います。この部分に締め色を軽く入れてあげることで、目の横幅を長く見せることができたり、目をタレ目に見せたりすることができます。
一重・奥二重さんは、この三角ゾーンに締め色を入れるときは、細い線を入れるように描くと、目の印象を重たくせずに彫りを深く見せることができますよ💫
アイライン問題
一重・奥二重向けアイメイクの悩みポイントでよく挙げられるアイライン問題。
太くしっかり入れて目を大きく見せる効果を出そうという人と、目が重たくなる印象を避けるために必要なところにだけ入れる人に分かれるようです。
ライターが一重・奥二重のK-POPアイドルのメイク写真&担当メイクさんのメイク動画を分析してみたところ
- アイライナーを使うときはブラウン系(黒はステージメイクのときに多い印象)
- アイシャドウでアイラインを描く
- アイライナーで粘膜を埋めるときに使う場合は点描き
といった方法が多かったです。
①アイライナーを使うときはブラウン系
ITZYのイェジや、RedVelvetのスルギのように、目の縦の長さがあまりないタイプのK-POPアイドルがアイライナーを使いたい場合は、ブラック系のアイライナーよりもブラウン系のアイライナーを使うことが多いようです。
ブラック系のアイライナーを使った場合、しっかりと線が強調されるため、目の縦の長さがあまりないタイプの一重・奥二重の場合、目の縦の長さがさらに短く見えてしまいます。
ライターが分析した範囲だと、このタイプの一重・奥二重のK-POPアイドルのアイメイクには、こげ茶などのブラウン系のアイライナーを使ってメイクしていることが多かったです。
アイライナーの色の使い分け
一重・奥二重のK-POPアイドルでも、カムバックのコンセプトや、雑誌のグラビア撮影、強い照明&遠い距離からの撮影などの場合には、ブラック系のアイライナーを使っていることがありました。どうしてもブラック系を使うのは重すぎるという人は、同じブラウン系でも、色の明るさを変えてみて、メイク以外のイメージ・雰囲気に合わせて色を使い分けるのも1つのポイントです
②アイシャドウでアイラインを描く
締め色に使ったような濃い色のアイシャドウを、毛が短く平たいメイクブラシを使ってアイラインを書いていく方法。
この方法はデイリーメイクやナチュラルメイクに取り入れやすい方法です。失敗してもブラシでボカして締め色風に見せることができるので、メイク初心者さんにもオススメです🔰
注意
アイシャドウで書いたアイラインは涙や油分で消えやすいので、必ずアイプライマーを使うようにしましょう!アイプライマーはアイシャドウが崩れてパンダ目になってしまうのを防いでくれます🐼
K-POPアイドルのメイクさんたちが愛用するアイプライマーは↓の記事から✔︎
③アイライナーで粘膜を埋めるときに使う場合は点描き
アイシャドウのセクションで説明しましたが、一重・奥二重は上まぶたに色をたくさんのせすぎると、目の腫れぼったさや重さが強調されてしまうことが多いです。これはアイラインの色も含まれます。
そのため、まつ毛の生え際を埋めるときは、線を描くように埋めるのではなく、生え際の白い部分を点で埋めるように描いていくと、色がのりすぎず粘膜を埋めることができます。
一重・奥二重さんでもアイライナーで粘膜を埋めた方がいい場合
ビューラーでまつ毛を上げたときに、まつ毛の生え際がハッキリ見えてしまうと逆に不自然に見えてしまう場合があります。この場合は、アイライナーで生え際部分を埋めてあげましょう。埋めるときは、アイライナーの先っぽの部分を使って点を描くイメージで描き足していくと、太くなりすぎず、ナチュラルに仕上げることができます。
+α グリッター系を入れる
アイメイクで使うアイテムの1つ、ラメシャドウやグリッターなどのキラキラ✨アイテム。
ラメシャドウやグリッターは目元を華やかに見せ、塗った部分を出っ張っているように見せる効果があります。陰影メイクと合わせることで、目周り全体に凹凸があるように見せることができます。
K-POPアイドルなどを担当するメイクさんが、一重・奥二重のアイドルにラメを使うのは、主に涙袋を目立たせたいとき。なので上まぶたに使ってメイクしているのは、コンサートなど照明が強くて観客やカメラからアーティストが遠いときが多いようです。
それでもラメの粒が大きいギラギラとしたラメではなく、ツヤ感を与えてくれるようなラメの粒が細かいパールタイプのものの登場率が高い印象です🌷
まとめ
今回は「一重・奥二重向けアイメイクテクニック」の第二弾【陰影メイク編】をお届けしました💌
一重・奥二重さんに向けた陰影メイクのポイントをお伝えしましたが、基本的な陰影メイクのポイントをできるだけ押さえたので、一重・奥二重・二重にかかわらず、陰影メイクをしっかりとマスターしたい人も、ぜひ参考にしてください🥰
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OdiOdiをフォローして最新情報をGET!OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。
ビューラーは、まつ毛の根本から毛先まで全部カールさせるのではなく、根本だけをしっかりと上げるイメージで使っていくと、上まぶたに毛先が当たってしまうということがなくなります💡